2023年度上半期の振り返りと今後の方針

今日は930日。

2023年度上半期の最終日である。

というわけで、それを機に、今年の振り返りと今後の方針について発表しようと思う。

ブログを始めておよそ5年になるが、9月の最終日に振り返るのは初めてとなる。

今年は6月にそのような企画を行っていなかったことに加え、昨年8月に新方針を打ち出して、およそ1年が経過したこともあり、「このタイミングが適しているのでは?」と感じたため、この時期に行うことにした。

・かんたん日記について

この記事で発表した通り、昨年の8月から「かんたん日記」というカテゴリーを新設した。

20222月以降に投稿した記事は、タイトル下の画像にコメントを書き、各見出しにも画像を用意し、太線、赤線も多用することになった。(詳しい経緯はこちら

そのため、一記事ごとの作成時間が増え、投稿のペースが鈍化した。

加えて、2021年の下半期(7月以降)は新規投稿記事が不発に終わり、アクセス数が減少に向かったことから、抜本的な対策として、文字数と装飾を簡略化した記事は多めに投稿することにした。

その結果、昨年10月頃から徐々にアクセス数も回復し、「かんたん日記」の投稿は一定の成果があったと考えている。

しかし、かんたん日記として投稿した記事自体は、ほとんどアクセス数を集めることがなく、今年に入ってからはあまり投稿することもなくなった。

というわけで、今後は「どうしても、すぐに発表したい!!」という場合を除き、かんたん日記の投稿は終了することにする。

それに合わせて投稿ペースもダウンすることは間違いない。

もっとも、今年に入ってからは、かんたん日記の投稿ペースに比例して減少しており、毎月10本程度に留まっていたが…

・ようやくスランプから脱出?

2023年上半期の大きな収穫は、投稿開始早々アクセス数上位に食い込める記事が久々に登場したことである。

このブログでは、パソコンで画面を最大化した時は記事の右側に、パソコンの画面を縮めた時やスマホでは記事の下部に、直近一週間のアクセス数トップ10を表示している。

前段でも触れた通り、投稿直後のご祝儀アクセスを除くと、2021年下半期以降に投稿した記事がそこに入ることはほとんどなく、それが昨年の低迷へつながることになったと認識していた。

昨年投稿の記事はさらに深刻で、投稿から半年後にようやく顔を見せ始めたバカボン部長はかなり優等生という有様だった。

しかし、今年の4月に投稿したこちらの記事は投稿後のご祝儀が落ち着く頃から、逆にアクセス数を伸ばし、今や完全にランキング上位の常連となった。

わずか一本だが、この記事がヒットしたことで、私は大いにホッとした。

2年間のスランプからようやく脱出した気持ちになった。

くだんのバカボン部長を始め、元同級生のFacebookや、架空の葬式をでっち上げるズル休みなどスランプ中に書いた記事も最近はランキングに入ることも増えたため、少しは前に進むことが出来そうだ。

・今後のテーマ

かんたん日記の投稿で辛うじて大幅な衰退は防ぎ、2年間のスランプから脱出することも出来たが、昨年からの課題は解決出来たわけではない。

一番の問題はブログのテーマが定まっていないこと。

このブログは元々、オンライン(ペンパルサイト)を通して知り合った外国人から得た情報や、彼らとのやり取りを紹介するものだったが、最近は完全に日本の労働環境や東京の生活をディスることが主題となりつつある。

それについては過去に何度も言及してきたが、今年に入ってついに大きな変化が起きた。

ブログ開始以来、長らく「オンラインのできごと」がカテゴリー数トップだったが、5月頃に「仕事」がトップとなり、今では「社会」にも越されてしまった。

こんな状況では、もはや「ペンパル系ブログ」を名乗ることは出来ないだろう。

それでは、「社会ディスり路線へ完全にシフトするのか?」と言われれば、それも気が進まない。

そのような記事ばかり書いていたら、思わぬところから恨みを買ったり、いずれ読者に見放されるだろう。

第一、書いている私も決して良い気持ちはしない。

実際に、構成を練り上げ、資料集めも完了していたものの、下書き中に何とも言えない虚しさが湧いてきて、途中で計画中止した幻の記事が何本もある。

加えて、現時点の悩み所は土日のアクセス数が極端に少ないことである。

仕事に疲れた人が平日の仕事終わりに見てくれて、少しでも明日への糧になれているのであれば嬉しいことだが、それだけでは、まるで人の心の闇に訴えかけるようで、あまりいい気はしない。

前段の電車の遅延もその際たる例で、平日のアクセス数が極端に多いことは、喜んでいいか、悲しむべきなのか複雑である。

それまでのようなネタを継続することも大切だが、全く別に「喜びや楽しさを提供できる記事も書かなければ」と思っている。

それが何なのかはまだ見つかっていないが、これだけは言える。

「このブログは間違いなく、今まさに転換期を迎えている」

ブログは始めることは簡単だが、継続することは難しい。

私はブログを始めて以来、参考になると感じた同業者のものは、すべてURLを保存しているが、およそ3分の1はすでにページが削除され、残り3分の2も、1年以上未更新だったり、今では数ヶ月に1本の投稿となっている。

しかも、ブログ開始時期は私より後であるものも少なくない。

私は何とか5年程継続しているが、これまでと同じことを続けるだけでは限界だと感じている。

前々回の記事で「キッズ・ウォー」というドラマについて取り上げた。

人気のホームドラマとして5年間に渡り放送されていたが、最終シリーズの5では、両親と末娘が死亡するというショッキングな設定になっていた。

そうなった背景には母親の今井春子役の生稲晃子が、結婚して主婦業に専念するために女優を引退していたという事情もあるのだが、4年間続けることで生じたマンネリを打破する目的もあったという。

たしかに、シーズン4を見ていると、「そのネタ、前にもあったぞ…」と感じることは何度かあった。

ちなみに、同じく昼ドラで、以前このブログでも取り上げたことがある「温泉へ行こう」も、シーズン5では、舞台となる宿が変わるだけでなく、それまでのレギュラー陣の半数以上が降板することとなり、それまで女将だった薫(演:加藤貴子)も仲居になるなど設定が大きく変わった。

ドラマとブログという違いはあるが、やはり同じテーマを5年以上続けることはかなり困難なようである。

今年4月で、5年間続けていた「新入社員へ贈りたい3つの言葉シリーズ」が終了した。

その時は今後のブログの方針など一切考えていなかったが、今にして思えば、それもブログが転換期を迎えていることの表れだったのかもしれない。

何一つ今後の方針を明確に打ち出していないが、来月以降も当ブログをよろしくお願いいたします。(どんなまとめ方!?)

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