今から1年前の2021年3月にこんな記事を投稿した。
記事の内容は昨年の2月から3月にかけてブログ名の変更やサムネイル画像の取り付けなど、ブログ内の大幅なリニューアルを行ったため、その経緯や導入の理由を説明するものだった。
そして全くの偶然だが、今年も年明けから、昨年のようなサイト全体の変更ではないものの、記事に多くの画像を入れたり、文字の装飾を増やすことになり、過去の記事もそれに合わせて随時更新している。
というわけで、今年も昨年同様に、今回の更新内容について説明していこうと思う。
・アイキャッチ画像の取り付け
今回の更新で最初に着手したことは記事のタイトルと本文の始まりの間にアイキャッチ画像を入れたことである。
きっかけは昨年の末からサムネイルの画像にコメントを書き込んだことだった。
昨年の変更では、ホーム画面や関連記事で少しでも読者の目を引くようにサムネイルを取り付けた。
ただ、それだけではインパクトに欠けると思い、試験的にいくつかの記事の画像にコメントを書き込むことにした。
そうすることで、タイトルだけでは表現できない記事の内容も伝えられると思った。
これはYouTubeでよく見られる手法である。
しかし、このブログのサムネイルとして表示されるのは画像の一部だけであり、サイズも小さい。
しかも、画像のどの位置が表示されるのかは自動で決定されるため、コメントを書き込んだ場所が表示されるとは限らない。
結果として、当初の計画は失敗に終わってしまった。
だが、せっかく書き込みを加えた画像を作成したので、試しにそれを記事の先頭に貼り付けてみた。
すると、先頭に画像を付けるだけでも、なかなか印象が良くなることに気付いた。
というわけで、コメントを書いていない画像でも、随時取り付けるようにした。
その甲斐あってか、その月のブログへのアクセス数は前月に比べて15%アップした。
各記事の画像は元々サムネイルとしての使用しか考えていなかったため、サイズが合わず、直接使用することができないものも多々あり、すべての記事への取り付けには至っていないが、概ね9割を超える記事で取り付けが完了している。
・赤文字、太文字の多用
アイキャッチ画像の取り付けによる視覚効果を確認できたことで、次に着手したのは強調したい文面の太字や赤文字化である。
これまでも、どうしても強調したい時や注意書きをしている時に、同様の装飾をしていたが、それらはあくまでも例外的な処置で、1記事の中に1,2箇所ある程度だった。
だが、アイキャッチ画像の取り付けに合わせて、これらの装飾を大幅に増やすことにした。
新しく投稿する記事にこのような装飾を加えることは比較的簡単である。
一方で、過去の記事の修正には時間を要している。
強調したい箇所を探すとなると、一旦すべての文章に目を通さなくてはいけない。
その上、特に制限は定めていないものの、太文字と赤文字の割合や、使い過ぎを防止といったバランスを取ることが案外大変である。
修正事体は単純作業であるものの、こちらもすべての記事で完了するのは当分先になりそうである。
・見出し画像の追加
このブログではお知らせなどの短い記事を除いて、ほとんどの記事に3~5の段落があり、その先頭には見出しがある。
アイキャッチの取り付け、赤文字・太文字の多用に続いて行ったのが、この各段落の見出しの下への画像の取り付けである。
これは、最初から「画像を増やして視覚効果を高めよう!」という目的で行ったわけではない。
きっかけはアイキャッチで使用する画像の入手先を変更したことである。
これまでは海外のフリーサイトからダウンロードしていた。
そのサイトは無料で利用でき、サイト内の言語が英語で表示されていることもあってか、世界中で多くの人が利用している。
当然、私が使用している画像も他の多くのサイトで使用されている。
試しにいくつかの記事のアイキャッチ画像をGoogleで検索したら、ほとんどの画像が100以上のウェブサイトで使われていた。
これが問題だったのである。
サムネイルで使用しているだけならともかく、そのような他のサイトと重複する画像を記事内で使用すると、検索エンジンの評価が下がるらしい。
というわけで、無料サイトから画像をダウンロードするのは止めにして、有料サイトから画像を入手することにした。(※:検索エンジン対策を度外視する記事では、今後もストックしておいた無料サイトの画像を使うことがある)
しかし、画像を有料で提供しているサイトは意外にも高値で、簡単に手出しできるものではなかった。
そんな中、写真ACというサイトを見つけた。
料金は入会する時期によって変動しているため、一概には紹介できないが、私が入会した時点では月額1000円台という格安の値段だった。
ちなみに、今後は値上げを行う予定だが、一度入会すると、値上げ後も入会時の金額で据え置きと書いてあった。
料金が安いだけでなく、画像の種類が多く、使用目的も規約に違反しない限り自由で使いやすい。(※:一応、無料でも利用できるようだが、検索やダウンロードの回数に制限があり使い勝手はよくない)
このサイトでダウンロードした画像も試にGoogleで検索してみると、重複サイトを概ね30以下まで減少していた。
すでに300を超えている過去記事の画像を一斉変更することは考えていないが、新しい記事を投稿する時は、少しでも重複先を減らすため、今後はこちらのサイトを使用しようと思い、有料会員になった。
そのサイトにお金をかけることに不満はないのだが、一点だけ気になることがあった。
ダウンロードした画像をアイキャッチだけにしか使わなければ、利用する画像は多くても月に十数枚である。
いくら格安といっても、せっかくお金を払って利用しているサイトをそれだけにしか使わないのはもったいない気がする。
そこで、少しでも元を取るために、多くの画像をダウンロードして、アイキャッチだけでなく、各見出しにも貼り付けることにした。
今年の2月から写真ACと契約したので、その日以降に投稿した記事には見出し画像を(ほぼほぼ)取り付けているが、それ以前の記事も順次取り付けている。
しかし、こちらもすべての記事に行き渡るまでは時間がかかりそうである。
・男性の話題でも女性の画像が登場してくる理由
見出し画像の話をしたので、そのことに関する補足をさせてもらいたい。
多くの記事に目を通してもらった方なら違和感を持ったかもしれないが、人物が写っている画像は圧倒的に女性が多い。
たとえ、文中の登場人物が男性のみであっても、女性の画像を使用していることも珍しくない。
例えばこちら。
これは「冬場のひび割れとあかぎれは、自分の老いを痛感させる」という記事で、この段落では冬場に指のひび割れによって、私が自身の老いを実感したことが書かれてある。
ここでの中心人物は私(男性)であり、画像も男性のものを使うことが妥当だと思われるだろう。
このように、本文の内容では男性しか登場していないにも関わらず、女性の画像を用いていることが少なくない。
その理由は前段で紹介したサイトでは女性がモデルになっている画像の方が圧倒的に多いからである。
決して、「べっぴんさんや可愛い子ちゃんの写真を使って、少しでも多くの読者の目を引こう!!」などという下心で行っているわけではないことをご理解いただきたい。
女性が多いのか、それとも男性が少ないのかは定かではない。(余談だが、中学生や高校生の年代の人の画像も少ないと感じた)
しかも、数少ない男性モデルもなぜか大多数がスーツ姿であるため、使い道が限定される。
「男の居場所は職場」という考えが根底にあり、その上、スーツを着ずに働く人はまともな社会人ではないとでも考えているのだろうか?
機能性に加え、そんな偏見を生むから私はスーツが大嫌いなのである。
先ほど、サイトの料金や使い勝手には特に不満がないと言ったが、その点だけはいただけない。
ちなみに、文の内容とは関係なさそうな風景画像を使用しているのも、同様の理由から取り入れているものである。
・ブログ名は1年間継続できた
経緯のひとつひとつをこのように書き出してみると、「サムネイルの画像にコメントを書いてみよう」という何気ないきっかけから、次々と変化が生まれたことに驚く。
現在はコメントを書き込んだアイキャッチ画像から始まり、強調したい文は赤文字、太文字(その他、オレンジ色の下線もあり)化され、すべての段落の見出しに画像が入ることが記事のデフォルトとなっている。
過去の記事も同様のスタイルに随時変更しているが、今回は昨年のサムネイル画像の取り付けのように1週間で全記事への取り付けが完了することができないほど大がかかりなものになっている。
そのため、旧形式と新形式の両方の記事がしばらくの間共存することになるだろう。
その他にも細かい点を挙げれば、記事の下に手動で入れている関連記事を囲う枠の表示形式を変更している。
これは昨年の4月から関連記事をリンクカードで表示するよう変更した際に、一緒に導入したもので、それ以前の記事は新しく関連記事を追加する時だけ、新形式を取り入れ、変更がなければ旧形式はそのまま残すという処置を取っていたが、今年からは関連記事の変更がなくても、記事の内容を更新する際に旧形式を見つけたら一緒に変更するようにしている。(見落としも少なくないが…)
今回の記事を書くにあたり、1年前に書いた変更点を説明する記事に改めて目を通した。
するとこんなことに気付いた。
「そうか。ブログ名を変えたのは1年前だったんだ…」
思い返せば、ブログを始めて以来、「はやかわブログ」という名前に行き着くまで、短期間で何度もブログ名を(仕事と同じくらい)変更してきた。
2年間で5回(※)の変更があったので、平均継続期間はおよそ半年である。(※:4回目のお知らせの後にも1度変更している)
そのことを踏まえると、ようやくこのブログも腰を据えて運営できるようになったのだろう。
もっとも、扱うテーマは相も変わらず雑多であるが…
このように、記事の内容も、装飾も全く統制が取れていないブログであるが、これからもよろしくお願いします。