自分はタバコを吸わないけど、なぜか喫煙者の友人が多い

私は今月で現在の職場を去る。

仕事内容や勤務地に嫌気が差して辞めるのだから未練はない。

ただ、お世話になり、職場で唯一と言っていい程、世間話をする間柄になった人もいるので、「こんな所、出て行って清々する」とまでは言わない。

ちなみに、その方は正社員であるが、派遣の私に(仕事の依頼ではなく)頼ってくることが多々ある程、まるで貫禄がない。

よく言えば、親しみやすい。

そんな性格故、他の社員からはブラックシープ(厄介者)扱いされている節もある。

今やこのブログですっかりコケ下す対象となった元同僚タケダ(仮名)もそうだが、私はどうも出来が悪い正社員とはウマが合ってしまうらしい。

ちなみに、彼は喫煙者であり、仕事中も頻繁に(長時間の)息抜きを取る。

そのことも、他の社員から反感を買う一因のようだ。

この記事で書いた通り、私はタバコ休憩を「サボり」とか「ズルい」と思わない。

だが、他人の喫煙が気にならないというわけではない。

隣でタバコを吸われることはもちろんのこと、マスクをしているとはいえ、喫煙直後に近くで臭いを感じる息を放たれたら、不快感が生じる。

きっと私は嫌煙家なのだろう。

しかし、それでも、喫煙者というだけで、「絶対に付き合わない!!」と断交するつもりはない。

思い返すと、私自身はタバコを吸わないものの、付き合いがある人は喫煙者であることが多かった。

このブログに、私の学生時代の友人で、卒業も付き合いがある元同級生として、カンダ(仮名)とマサル(仮名)という2人がよく登場する。(初登場の記事はこちら

彼らは私と頻繁に会っていた時こそ、すでに禁煙していたものの、かつてはタバコを吸っていた。(具体的にいつ頃なのかは大人の事情で公表できない)

また、語学留学をしていた時に、よく行動を共にしていた4人の仲間も全員喫煙者だった。

もちろん、いい歳をした人なので、学生時代にありがちな「友達なんだからお前も吸えよ!!」的な誘い(強要)は一切なかった。

このように、私が親しくなる友人はほぼほぼ喫煙経験者なのだ。

私自身はタバコを毛嫌いしているはずなのに…

何とも不思議な話である。

「『嫌いだから』と言って、その存在を全否定してしまうと、自分にとって大切な(もしくはそうなる可能性がある)ものも失ってしまう」というお説教を聞くことがあるが、それは綺麗ごとではないのかもしれない。

スポンサーリンク