先週書いた記事で、日常の中の爆笑体験の流れからサラッと告白したが、私は今月で今の仕事を辞めるつもりである。
このことについては派遣先にも派遣会社にも正式に伝え、それぞれが、すでに次の道へ向けて動き出している。
というわけで、私の下には派遣会社から次の仕事の紹介が何件か入っている。
その中の一つに一般事務の仕事があった。
内容は正社員のサポートという名前の通り、ごく一般的な事務作業である。
必要なスキルはWord,Excelともに基本操作程度で、求める職歴も1年以上の事務経験のみだった。
この案件については、派遣会社から電話で案内され、仕事の詳細を聞いてエントリーすることにした。
電話の後で、担当者から求人情報の詳細を記載したページのURLがメールで送られてきた。
その内容に改めて目を通すと、電話で言われたこととほとんど同じだったが、1ヶ所だけ話に聞いておらず、しかも大変驚くべき点があった。
それは業務内容に書いてあったこんなことである。
「漢多難な資料作成」
え!?
そんな難しそうなこともやらなきゃいけないの?
「漢多難」という言葉は初耳だけど、文字を見るだけで、難しい漢字を多用する資料作成のことだろうと想像できる。
難しい漢字とは漢字検定1級レベルとか…
私にそんな業務できるはずがない。
私はエントリーをしたことを後悔した。
だって、電話では…
簡単な仕事みたいに言っていたじゃないか!?
どこが簡単なんですか!?
全然簡単じゃないよ…
あれ……
簡単な仕事…?
かんたんな仕事…
かんたん…
そうか!?
「漢多難」とは「かんたん」の入力ミスだったのでは…
つまり、
×:「漢多難な資料作成」
〇:「簡単な資料作成」
確証は持てないが、多分そうだろう。
これまで「漢多難」なんて言葉見たことないし…
というか、全く逆じゃん。(笑)
わずか数文字の入力ミスなのに、ここまで意味が変わってしまうとは…
以上、些細なミスから笑が生まれたどうでもいいお話でした。