あの人、仕事辞めるってよ

前回の記事に書いた通り、今の職場はトイレが狭く、個室が一つしかない。

しかも、仕事前は多くの人が洗面台で歯を磨いているので、気軽に用を足せる場ではない。

というわけで、今は職場の最寄り駅の改札内のトイレで毎日用を足している。

しかし、時折、2,3人の順番待ちの列ができていることもある。

そして、トイレに長時間居座る人も少なくない。

お腹が痛かったり、大量のウ〇コをしているから出て来られないのであれば仕方ないが、長時間待たせてようやく出てくる奴は大抵手にスマホを持っている。

スマホで遊ぶためだけにトイレに入っているのであれば、反社会的な迷惑行為であるし、ウン〇と同時(もしくは後)にスマホを使っているのなら、〇ンコをした手を洗わずにスマホを扱う、スマホ虐待の容疑者である。

私はそんな堕落した人間に対して、心の底から嫌悪感を持っている。(詳しくはこちら

話を戻すが、就業開始時刻には余裕を持って出勤しているが、出勤前にこのようなことに時間を取られるのは結構しんどい。

その上、この時期は暑い。

冷房が効いた涼しい電車から降り、ムンムンする真夏の暑さを感じ、ダラダラと滴りくる汗を拭いながら、トイレで順番待ちをすることは恐ろしく空しい時間である。

夏はもうじき過ぎ去るが、職場のトイレが改善される見込みなど有るはずもなく、一体いつまでこんなことを続けなければいけないんだろう…

先日はそんな絶望感に溢れながら順番待ちをしていた。

列に並んでいる他の人もイライラした様子だった。

そんな時、個室の中からこんな叫び声が聞こえてきた。

うおぉぉー!!!

早く仕事辞めてぇぇぇ!!!!

これは寝ぼけて言ってしまったのか、今から会社へ向かうという現実から逃れたくて、つい(ウンコと共に)漏れ出た本音なのかは分からないが、順番待ちでイライラしていた私たちを一瞬にして笑いに包ませてくれた。

声の主はどこの部屋に入っていたかは分からなかったが、部屋から出てきた人が私の横を通っていく度に、「もしかして、この人かな?」と考えてしまうと、笑いを堪えるのに必死だった。

「うんうん。あなたも仕事でつらい目にあっているのですね」

その気持ちはよく分かります。

私も今の職場に耐えられそうにないから。

トイレのことや、通勤のことなど嫌なことはたくさんあるが、それ以外にも不満はたくさんある。

というわけで、私は来月限りで今の職場を退職することにしました。

在籍期間は半年。

私としては続いた方だと思っている。

ちなみに、次の職場は未定です。

誰も気にしていないと思うけど、「どんな流れでの発表やねん」とツッコミたくなったことだろう。

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