かんたん日記の成果と今後の予定

7月最初の投稿でこんな記事を書いた。

2021年の下半期以降、アクセス数上位10本に常時ランクインするようなヒット記事は全く書けていなかったものの、上半期に書いた記事の奮闘もあり、このブログへのアクセス数、訪問者数は今年の3月まで上昇傾向にあった。

しかし、翌月以降は下がり続け、先の記事を投稿した7月には今年最低を記録。

「さすがにこのままではマズい」

と思った私はそれまで考えていた計画をいよいよ実行することにした。

その計画がこちら。

今年の3月以降に投稿した記事は「お知らせ」を除くと、見出し画像にコメントを書いたり、各段落にも画像を取り付けたり、赤字・太文字を多用化することになったため、1本の記事の作成に費やす時間と負担が大幅に増えた。

しかも、今年の4月から働き始めた職場は以前と比べ、通勤時間が延び、混雑も酷いことから、投稿のペースが鈍化、そのペースを持続することすら難しいと感じるようになった。

そこで考えたのが、画像の挿入や文字の修飾を省略し、文字数も1000文字前後まで減らした「かんたん日記」というカテゴリーを創設し、内容は短いが、その分、全体の記事数を増やそうという作戦。

YouTubeで例えるならShorts動画のようなものである。

・結果報告

幸か不幸か、その頃は社会問題よりも、私の身の回りのネタが続いていたため、「文字数の削減により内容が薄くなったところで、読者が物足りなさを感じる可能性は低いだろう」と予想していた。

これが戦略が「吉と出るか、凶と出るか」は未知数だったため、取り敢えずは8月から10月までの3ヶ月の間、試験的に導入することになった。

先月まで、計24本(予告記事も含む)の記事を書くことになったが、その結果は…

「『成果があった』と言えなくもない」

何とも歯切れが悪い言い方だが、私がそう考える理由は2つある。

:ヒットした記事は1本もない

先月まで投稿した24本の記事で多くのアクセスを集めた記事は1本もなく、すべての記事が11件以下である。

退職関係の記事は投稿直後にそれなりのアクセスがあったが、多くは検索エンジンから訪れた読者ではなく、何らかの記事のURLを登録しているであろう常連さんが新着記事一覧(最新の投稿)から選んでくれたものと思われ、リストから外れた現在は全くと言っていいほどアクセスがない。

つまり、かんたん日記自体は集客効果がさほどなかったのである。

それでは「この戦略そのものが失敗だったのか?」と聞かれたら、そうでもない。

:ブログ全体のアクセス数は回復した

これは今年に入ってからのアクセス数を表したグラフである。

かんたん日記の投稿を開始した8月は下落に歯止めがかからず、今年最低だった7月をさらに下回り、ブログ4年目にして、ついに前年度割れが発生した。

「全く効果がないではないか!!」

と思っていたものの、翌月には半年ぶりに前月を上回った。

しかも、翌10月もさらに上回り6月頃の水準までには回復。

今月も前月を上回りそうなペースである。(11月のグラフは19日までの値)

もっとも、その要因は「かんたん日記による集客ではなく、昨年の下半期に書いた記事の数本がようやく客足を伸ばし始めたから」というものであるが。

だが、投稿数を増やしたことが、検索エンジンからわずかながらに評価された可能性もある。

「それでは、今後もかんたん日記を続けるのか?」

この質問に対する返答は保留したい。

というのも、先月の半ば頃からかんたん日記の投稿はほぼストップしたが、文字数が2000文字のボリューム的には「かんたん日記と従来の記事(文字数は3000文字前後)の中間」といえる記事が増え、装飾の有無を除き、区別することの意味がなくなりつつあるため、私自身はこのカテゴリーを使い続けることには消極的な面がある。

一方、ネタに行き詰まり、月間投稿記事が5本を下回りそうな時や、タイムリーな内容を早めに投稿したい時は使う可能性もある。

そのような状況なので、現時点で言えることは「先月までの3ヶ月程多くは投稿しないが、完全終了というわけでもない」ということである。

なお、今回の記事では「810月の間に投稿したかんたん日記は24本」と書いたが、これはあくまでも本記事を投稿した時点での数である。

今後、文字数が1500字を超える記事は装飾を加え、かんたん日記を解除し、従来のカテゴリーに編入する可能性もあるため、24本という数字が一致しない場合があるかもしれないことをご了承願いたい。

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