「自分の話を聞いてもらいたい」という読者からのメールについて

前回の記事は昨年の当ブログのアクセス数トップ10を発表した。

年末の振り返り記事で発表する方が、「1年を振り返る」という感じがして良かったのかもしれないが、私が好きな某スポーツの監督さんが「指揮官は試合終了まで絶対に油断してはいけない」というポリシーを持っていたので、私もそれに従い正式な結果が出るまでは発表を控えていた。

実はアクセス数と同様に、「今年は結局…」と結果がほぼほぼ分かっていたものの、やはり2022年が正式に終了するまで公表しなかったことがあった。

2022年は一度もなかったこと

2019年以降、数が少ないものの毎年あったあることが、2022年は一度もなかった。

それは読者から送られてくる相談メールである。

昨年は例年同様に、記事に対する意見や感想のメールは頂いたものの、自身の悩みや過去の経験について私に相談するようなメールは一通も届かなかった。

このブログには「読者からの相談」というカテゴリーがあり、その記事は読者からの相談を通じて生まれた話が基になっている。(もちろん、相談者への使用許可は取っている)

そのカテゴリーの最後の投稿は2020年の11月になっているため、すっかりご無沙汰している感は否めない。

だが、その後も、「読者からの相談」というジャンルに相当しないものの、読者の方から、「人には言えなかったが、かつて自分も同じような想いをした」と過去の経験を吐露するメールを頂き、そこからその人の人生について深い話をしたことは何度もあった。

私はカウンセラーの資格を持っていたり、他人に生き方をアドバイスできるほど人生経験が豊富なわけではないから、答えを求められる相談をされることは荷が重いが、そのような過去のつらい体験や、他人には打ち明けづらい経験を密かに聞いてもらいたいという方は歓迎する。(もちろん、ブログの内容に関連していることが前提だが…)

だが、昨年はブログ開始から実質(※)4年目にして、そのようなやり取りが一度もなかった。

(※:2018年は活動期間が年末の一週間だったため、実質的な1年目は2019年)

まあ、それだけ近年は私が読者の心に訴えかけるような記事を書けていないからなのだろうが…

今の私は長年の習慣だった英語の勉強を放棄しているとはいえ、実家から遠く離れた東京で一人暮らしをしているため、毎日の通勤時間は片道1時間を超えるし、家のことだっていろいろとやらなければならず、時間に余裕があるわけではない。

もちろん、読者からのメールにもすぐに返信できるわけではなく、「もっとお話しをしましょうよ」と会話を望むメールを積極的に募集しているわけではない。

それでも、全くないというのはやはり寂しいし、ブログのやりがいも減少してしまう。

「今年は少しでいいから、以前のようにそんな会話ができたらなぁ…」

そんなことを思っている。

スポンサーリンク