アクセス数トップ10 (2022年編)

3年半ぶりの企画

今日は当ブログの2022年のアクセス数ランキングトップ10を発表しようと思う。

よくよく思い返すと、こうやってアクセス数のランキングを発表するのはブログの開設半年を記念して行った20196月以来3年半ぶりである。(その時の記事はこちら

半年後の1912月も同様の企画を行おうとしたが、上半期とほとんど順位の変動がなく没企画となってしまい、全体の流れを振り返る記事内容にシフトしたことで、翌年以降も同じスタイルを続け、ランキングの発表は行わなかった。

また、2020年の9月にスマホではページの下に、パソコンでは右側に直近のアクセス数トップ10を表示するようになったので、この記事のような例外を除き、わざわざ発表する必要もないと思っていた。

だが、昨年末に2022年の当ブログの1年を振り返る記事で、同年の新規投稿記事が不調で、全体の順位も2021年とほぼほぼ変わりがないことを述べ、そこで「アクセス数ランキングはすべての数字が出揃う年明けに発表する」ということを書いたので、その約束を反故にするわけにもいかず、今日はそれを発表したいと思う。

それでは1位から10位までを一気に見てみよう。

・第1位:「九州男児」と付き合った女性が感じた男尊女卑と差別意識に鈍感な人たち

2020年投稿(①)※()内の数字は2021年の順位

トップは2年続けてこちらの記事となった。

仕事の都合で東京出身の女性が福岡で暮らすことになったのだが、彼女はそこで今までに経験したことがない男尊女卑の世界を目にした。

しかも、当人たちは自分たちがいかに閉鎖的で前近代的な生き方をしているのかという自覚が全くない。

彼女は1年でそこを離れ、平和な東京へ戻った。

というのは真っ赤なウソ。

この物語は日本で1年間だけ働いたアメリカ人の話が基になっており、「アメリカ→東京」、「日本→福岡」へと置き換えて、地理や方言のような特徴は私が適当にでっち上げた。

私が炎上覚悟でこんな記事を書いた理由は、人間は自分とは違う特徴や属性を見つけると、それを印として、安心して思う存分叩くことができるという差別の本質を知って欲しかったから。

この記事を読んで改心してくれた人が一人でも多いことを祈るばかりである。

・第2位:退職前にアプローチしてきた同僚女性を冷たく突き放した時の

2019年投稿(③)

2位も前年にトップ3以内の記事がランクインした。

2019年の年末に反省会として、その年に最も後悔している出来事を書いた記事。

当時は彼女への罪悪感こそあったものの、それが正しいことだと疑わなかったが、半年後にひょんなことがきっかけで、彼女が抱えていたかもしれない気持ちや別の未来を歩めたかもしれないことを知り、3年以上経った今でも後悔している。

この記事への検索ワードを見ていると、職場恋愛や好きな同僚が退職することで悩んでいる人が訪れることが多いようだが、残念ながら、そのような人が期待する情報が書かれてはいない。

それにブログでも、日常生活でも、恋愛や親密な絆のようなものとは無縁な私にとって、そんな柄にないことを書いた記事がアクセス数上位になることには、多少の(というよりも「かなりの」)気恥ずかしさがあるが、万が一にも彼女が見てくれる可能性を信じて、今でも公開し続けている。

・第3位:「仕事を覚えるのは数年かかる」と口では言いながら即戦力を求める人たちは何を考えているのだろうか?

2019年投稿(②)

3位もまた2021年に前年2位だったこちらの記事が入り、上位3本はわずかな変動こそあったものの前年と同じ結果だった。

記事の内容は、時間をかけて従業員を一から育てることを放棄して、すぐに結果ばかり求める世の中を憂いている人も、職場ではそのような寛容な精神が吹き飛び、自分が忌み嫌っていた即戦力モンスターに変身してしまうというもの。

こちらの記事、内容こそ単体で完結するものの、実は前の投稿の「すぐにバックレる親友社員たち」の続きとして展開したものである。

にもかかわらず、派生記事の方が多くの読者の目に触れるという逆転現象が起きてる。

・第4位:東京で生まれ育った人は本当に地方出身者が羨む人生を送っているのか?

2021年投稿(⑭)

「東京出身者は近くに頼れる人がいて、子どもの時からたくさんの教育の機会に囲まれているから、地方出身者と違って恵まれている」

地方出身者であり、かつてはそのように思っていた私が、実際に東京で暮らしてみて、その俗説への懐疑的な視点を投げかける記事。

それまでに登場した関東出身の同僚たちも多数再登場する、このブログのある意味同窓会のような面もある。

2021年は6月投稿ながらすでに上位20入りを果たし、昨年も順位を大きく上げ、今なおアクセス数は増加傾向にある。

・第5位:なぜか派遣社員の私が新入社員に仕事を教えることになりました①

2020年投稿(⑪)

派遣社員として、退屈ながらも平和に働いていた私が、コロナ発生直後のゴタゴタによって、急遽、大学を出たばかりの新入社員の教育係になってしまった時の話。

教員免許を持っているわけではなく、新入社員に仕事を教えた経験もない私にとっては青天霹靂で、派遣先の上司はいい加減で全く当てにならない。

そんな私の内なる想いと、仕事を教わる新入社員の様子を紹介した記事。

・第6位:マミートラックの定員オーバーが「女性のわがまま」なら、男性世帯主モデルの定員オーバーも徹底的に批判しよう

2021年投稿(⑩)

「子育てしながら働く女性への配慮は大切だが、彼女たちの枠はすでに定員オーバーを起こしており、これ以上、増やすことなど現実を無視した夢物語だ!!」

そんな人たちが見落としている点を指摘し、「実現不可能な妄想に取りつかれているのはお前も同じだ!!」と一喝する記事。

こちらも、投稿年度の2021年からすでにトップ10入りし、昨年も同様に高いアクセス数を継続できた。

もっとも、最近は下落傾向だが…

・第7位:中学生の時に無遅刻・無欠席だった私が皆勤賞を廃止すべきだと考える理由

2021年投稿(⑦)

コロナ渦によって、体調不良による欠席や欠勤を容認する雰囲気が広がり、「そもそも、一日も休まない皆勤賞に意味などあるのか?」という投書から、私の学生時代の話を展開する記事。

私は中学校の3年間で無遅刻無欠席だったが、そのことによって得られたものなど何もなく、面倒な行事などは参加しなければよかったと思っている。

そうすれば、嫌いになることがなかった同級生もずっと少なかっただろうし、成人式や同窓会にも笑顔で参加できたかもしれない。

学校の皆勤賞を廃止する自治体も出てきているが、その流れには大賛成である。

自腹で皆勤賞の粗品を用意してくれた元担任教師の皆様…

こんなことを言う大人になってゴメンね。

・第8位:「同期」って同期入社の人? それとも同じ年齢の人?

2020年投稿(④)

誰しもが親密な感情を抱くであろう「同期」の仲間。

だが、義務教育の年代の学生ならいざ知らず、「職場の同期」とは同じ日に働き始めた人のこと?

それとも、自分と同じ年齢の人?

たとえば、「同期入社だが、年齢が違う人」と「入社時期は違うが、年齢は同じ人」ではどちらを仲間と思えるだろうか?

「個人の価値観による」と言えばそこまでだが、私が考えるその価値観を生むものとは…

9位:「女性の方が優遇されている」と思っていた私が考えを改めた理由

2021年投稿(⑰)

「男が得か、女が得か?」

これは人類の歴史が始まって以来議論され続けているテーマであろう。

もっとも、人間は他人の都合がいい面ばかり目がいてしまうから、ほとんど人は「異性の方が楽」と思っているのだろうが…

私もある経験から最近まで「女の方が得だ」と思っていた。

その考えを改めた理由とは…

・第10位:InterPalsで悪質なユーザーに出会った時の対処法

2019年投稿(⑤)

10位は前年に引き続きペンパルサイト関連ではトップとなったこちらの記事がランクイン。

「日本語を学びたいからSkypeで話さないか?」と誘われたが、私はSkypeを持っていないため、彼の申し出を断ったら、彼に言われるがまま、同じ利用目的の女性を紹介してしまった。

すると、彼がSkypeを使おうとした動機は、自分の男性器を見せることだったことが判明してさあ大変。

私はあわてて、運営に連絡することにしたが、そのサイトは日本語非対応だったため、すべて英語で対応することになってしまった。

その方法を紹介した記事。

ほとんどの人は知らないかもしれないが、元々このブログはペンパルサイトで知り合った外国人や彼らとのやり取りによって得た外国の話を紹介することが中心だった。

そのため、トップ10以内にペンパル関係の記事が一本でも入っていて、少しホッとした。

こうやって一覧にした上で、前年の順位も表示してみると、すべての記事は前年からすでに20位以内に入っており、2022年はいかに読者の目を引く記事を書けなかったのかが一目瞭然である。

私自身が、「これは2021年のランキング」と言われても全く違和感がないのが悲しい。

ちなみに、先ほどの10本の記事を投稿年別に分けて見ると、20193本、20203本、20214本と満遍ない結果になった。

来年もこの企画を行うかは未定であるが、その中に1本でも、2022年に投稿した記事が入っていることを期待したいし、2023年に投稿した記事が入るよう努力していきたい。

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