あの人、会社辞めるってよ_(その2)

2年前の20228月、こんな記事を書いた。

出勤途中の私は勤め先の最寄り駅のトイレで順番待ちをしていた。

その日は真夏の猛暑日で、順番待ちの行列にイライラさせられていたが、突如中の方からこんな叫び声が聞こえた。

うおぉー!!!

早く仕事辞めてぇぇぇ!!!!

トイレで居眠りをしていて、寝ぼけて言ってしまったのか?

それとも、これから職場に向かう途中で、身体が思わず拒否反応を起こしてしまったのか?

真相は不明だが、私も含めて、順番待ちをしていた人は思わず笑ってしまった。

一体、彼はどんな仕事をしているのだろう…

というのが、主題だったのだが、後半では当時の私も退職を決意したという驚き(まあ、コアな読者にとっては、私が退職することなど、携帯の買い替え以下のハードルであることはご存じだろうが…)の記事だった。

・片想いの行方は?

さて、今回お伝えしたい内容もある人の退職なのだが、それは私ではない。

その人物とは、このブログに度々登場する日本語ペラペラの韓国人である。

彼は日系の企業に勤めているが、勤続年数が長いだけで昇進した無能な上司に散々振り回されたり、仕事をしないベテラン社員が自分の倍以上の収入を得ていることに納得できず、私にその不満をこぼすことが何度もあった。

そんな彼が、今月の初旬に観光のために福岡へやって来た。

私は東京在住なので、彼と会うことはなかったが、ネットで知り合った現地の女性と一緒に観光したりといろいろ楽しんだようだった。

特に大型連休などではなく、週末+有給1日という23日だったため、帰国後翌日から職場へ戻ることになり、その感情の落差で、「もうこんな生活はやってらんねー」と思って退職を決意したという。

彼は数年前も転職していたので、そのこと自体は特に驚かない。

だが、わざわざこうやって取り上げているのは、彼の退職は単に「仕事を辞める」だけの意味に留まらないからである。

彼の生活については今年の9月にこちらの記事で特集を組んだ。

結婚適齢期で、友人たちが次々と結婚する様子を目の当たりにした彼は、「自分も後れを取るまい」と婚活を始めたが、その手段が日韓婚活パーティーという地獄のような会合への参加だったため、私は何としても阻止しようとした。

結局、彼は私の説得とは別の理由で会への参加を見送ることになり、その後、同じ職場の年上の女性に片思いをすることになった。

もし、退職ということになれば、好きな相手とも別れることになる。

上記の記事を投稿した直後は、身近な所で素敵な相手を見つけた彼を応援する読者からのお便りも頂いたので、その件について興味がある方も少なからずいたことだろう。

そのことも含め、彼の恋愛についてはすでに進展があったものの、現状は途中経過の段階なので、もう少し安定してからお伝え出来たらと思っている。

ご期待ください(笑)

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