冬場の空腹はつらい

今年は秋に入っても夏日が多く、なかなか涼しくならなかったが、さすがに12月の半ばに差し掛かるとかなり冷えてきている。

その影響か最近は、しょっちゅうこんなことを感じている。

お腹空いた~

もはや「若者」とも呼べない30代の男が食いしん坊の子どものようなことを言って情けない話だが…

今はデスクで適度に完食も取るようになって、ほとんど悩まなくなったが、かつては職場でお腹の音が鳴ることが恥ずかしくてしょうがなかった。

特に事務職に就いたばかりの頃は、適度な息抜きの仕方も知らず、これまでに経験したことがない、狭い場所に大勢が密集して、座りっぱなしで逃げ場もない状況だったので、冗談抜きに地獄のような環境だった。

人間は恒温動物であり、寒い環境に身を置くと、体温を上げるために、エネルギーの消費も激しくなる。

というわけで、冬場はより多くの食料を必要とする。

そうしないと、お腹以外の箇所も悲鳴をあげる。

この経験から、「冬はお腹が減ることも、食事の量が増えることは仕方がない」と思っていた。

ところが、それはあまりにも浅はかだった。

詳しくはこの記事に書いたが、5年ほど前に、冬場に2ヶ月程失業して、就職後もコロナの影響による自宅待機により、2ヶ月は2日に1度しか出社できなかったりと、ほとんど家に居る時間が増えた。

ただでさえ、「寒いから…」という理由で食事の量が増えたタイミングで、そんな引き籠りの生活を送っていた結果、体重が10kgほど増えてしまったのだ。

それまで、当たり前に履いていたズボンが、きつくてチャックが締められなくなった時は驚いたなんてもんじゃなかった。

以降は食生活を変えることで徐々に減量したが、その時のトラウマが大きくて、それまでは「寒いから仕方ない」と割り切っていた冬場の食事量も控えるようになった。

だが、最近はまたお腹が空いてしょうがなくなってきた。

夏場はこんなに食に飢えることはなかった。

今年の冬はどう乗り切るか…

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