何度転職しても、勤務初日前夜は不安でいっぱい

8月後半に何度か触れた通り、私は9月末でそれまでの仕事を退職することになった。

そして、今月以降は・・・

無事に別の職場で働くことになりました。

昨年も同じ時期に退職し、次の仕事の内定も得ていたのだが、派遣会社のチョンボにより、半月間無職になってしまった。

今年も早々と採用決定となったが、同じことが起きないとも限らないので、直前まで発表は控えていた。

8月中は散々辞める宣言しておいて、職探しに関する発言が突然ストップしたため、「ネタにもできない程深刻な状況なのでは?」と心配してくれていた人もいた(ほとんどいなかっただろうけど…)かもしれないが、私は無事です。

・新しい職場への不安

さて、次の仕事はこれまでと同じく事務職である。

先方の現場指導者は私の職歴を見て、「安心して仕事を任せられそう」と評価してくれたとのことだが、若干の不安もある。

ハッキリと言葉で説明できるものは主に三点。

一つ目は空白期間の問題。

この手の話題でよく登場するブランクは無職期間のことだが、今回は少し事情が違う。

冒頭の通り、今回の職探しは順調そのもので、9月初旬に内定を得た。

そして、勤務開始日は10月。

つまり、面談をしたのは勤務開始日の1ヶ月前ということになる。

私は両手の指の数以上の職を転々としてきたが、これ程までに間が空いたことは初めてである。

正直言って、面談担当者の顔もよく憶えていない。

まあ、「明日からよろしく」という場合でも、上司や同僚の顔と名前はすぐに頭に入らないから、そのことは慣れればなんとかなるだろうし、向こうも「そんなものだろう」と思っていることだろう。

しかし、肝心の仕事の内容すらうる憶えなのはマズい気がする…

二つ目の心配点。

それは、嫌な夢を見たからである。

あれは先月の3連休の頃だった。

私は、すでに新しい職場で働いていたが、勤務早々、わけのわからんミーティングに参加させられたり、分からないことを質問すると、「それはマニュアルに書いてあるでしょう!?」と罵倒され、仕事終わりには強制的に飲み会に参加させられた。

これまでに多くの会社をバックレた経験がある私は当然、こんなことを思う。

「なんでこんな会社に入ったんだろう…」

「早く辞めたい…」

というところで目が覚めた。

夢で良かった…

思い返せば、昨年も職探しの最中に不吉な夢を見た。

その時は過去の職場の記憶がフラッシュバックした感じだったが、今回はこれまでに経験したことがない未知のシーンだった。

これが、予知夢にならなければいいが…

・緊張で眠れない

そして、三つ目は勤務初日の体調。

25歳を過ぎた頃から、翌日に初仕事を控える夜は一睡も出来ないことが度々起きた。

初めての経験はモーレツパート班長でお馴染みの職場で、その職場は自宅から10km程離れた場所にあり、就業開始時刻も8時だったことから、早めに眠ることにした。

だが、3ヶ月ぶりの仕事ということもあって、緊張や不安があるのか、なかなか眠れない。

気を紛らわせるために、違うことを考えてみるが、口が渇いて、何度も水を飲んだり、仰向けに寝ても、横向きに寝ても、足がどうしようもなく違和感があったりと、全然眠れないないのだ。

結局、初日は一睡もしないまま、職場へ向かうことになった。

さらに、この職場では、社内行事のために、翌月の初日に1時間早く出勤することになった。

前日の夜は「明日はいつもと時間が違うから、早めに寝るか…」くらいにしか思っていなかったが、布団に入ったら、「もし、寝過ごしたら…」という不安に襲われ、前月と同様に一睡も出来なかった。

これ以降、勤務初日前夜がトラウマになったのか、同様の事態を何度も経験するようになった。

あの時以来、何度も転職を繰り返して、何社も日雇いの仕事を経験したことで、新しい職場へ向かうことなど、すっかり慣れっ子になったはずなのだが…

ちなみに、最近では転職だけではなく、長期休暇明け前夜にもこの症状が生じている。

直近の例では、今年のお盆休み明けもそうだった。

もっとも、この時は日が昇り始めた午前5時前にウトウトしてきて、30分程は眠っていたが。

今回は、前職を辞めてから、さほど期間を挟むことがないため、生活リズムが狂って睡眠に支障をきたすことはないだろうが、やっぱり初日は寝不足で出社することになるのだろうか…

不眠のまま、勤務初日を迎えたことは何度もあるが、幸いにも大ポカをしでかしたことは一度もない。

しかし、事務系の仕事で働く際は、勤務初日はオリエンテーションのような説明が中心だったり、指導者不在で資料に目を通すだけということも多く、そこでうっかり寝落ちしてしまわないよう注意しないといけない。

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