夏の雑記2024年7月編

今日は2024710日。

2024年もあっという間に後半戦に突入した。

毎年同じことを言っている気がするが、本当に時が流れるのはあっという間である。

このままでは、すぐに2030年が明日にでもやって来そうな気がする(笑)

さて、先月終盤から今月の初旬にかけて、記事のネタになりそうだが、一本の記事で取り上げる程の文量でもなかった話が3つあったので、今日はまとめてその話をさせて頂きたい。

・今年の6月はあっという間だった

先月の初旬にこんな記事を投稿した。

6月は祝日が1日もない。

そして、梅雨時のため、洗濯物が乾かず、通勤時に雨に濡れることも多い。

はっきり言って、良いことが一つもなく、毎年暗い気持ちで過ごすことになる。

しかし、終わってみたら、今年の6月はそんなことは全くなかった。

決して、楽しいことに恵まれたわけではない。

あまりにもあっという間に過ぎたのだ。

まず、1日が土曜日、30日が日曜日という日程のおかげで、平日が20日しかなかった。

昨年は平日が22日あり、調べてみたところ、6月の平日が20日というのは2019年以来5年ぶりということになる。

これは大きなアドバンテージだった。

加えて、昨年は4月から新しい職場で働き始めたのだが、勤務開始早々「半年で辞める!!」と心に決めていたので、「6月を乗り切れば、前半戦は終了する」という思いから、山場のように捉えていた。

そのため、少々身構えて、妙に長く感じていたのだろう。

また、今年は居住地の梅雨入りが遅れ、洗濯物や通勤に影響が出なかった点でも、憂鬱に感じなかった。

実際に今年の6月は洗濯物をコインランドリーで乾かすことは一度もなかった。

あれだけ6月をディスっていたが、終わってみたら全然そんなことはなかったため、複雑な心境である。

・新紙幣発行に浮かれる愚民

73日に新紙幣が発行された。

紙幣の刷新は2004年以来20年ぶりになる。

新紙幣発行直後は新しい物見たさに、新紙幣への両替を求めて銀行の窓口に押し寄せる愚か者が少なくなかったとか。

私の職場でも、同僚が業務で銀行の窓口を利用しようとしたら、この手のバカが大勢いて大迷惑したという。

新紙幣なんてものは少し待つだけで、自分の手元にも回ってくるはずなのに、わざわざ銀行に押し寄せて「我先に!!」と求める奴はバカであるが、そのようなミーハーはどの界隈にも存在している。

私が新紙幣発行について一番驚いたのは、1万円札に登用された渋沢栄一の出身地である深谷市の人々についてである。

今回の紙幣刷新に合わせて、市の主催でイベントが開催されて、

「彼は地元の誇りだ!!」

「自分も深谷市に生まれて良かった!!」

などと興奮して大騒ぎする参加者の様子はワイドショーでも放送された。

新一万円札発行記念イベント開催について/深谷市ホームページ (city.fukaya.saitama.jp)

はっきり言って、キモすぎる。

「紙幣でもっとも価値が高い1万円札に起用されたから」という理由であそこまで崇めるって、どんだけ金のことしか頭にない人たちなんだろうか?

その紛うことなき拝金主義の精神には恐れ入った。

婚活で相手の男性に求める年収を聞かれて、真顔で「最低でも1,000万円以上!!」と答える勘違い行き遅れ女(寄生虫)並に醜い。

これが渋沢の望んでいた資本主義なんだろうか?

私の地元の出身者が1万円札の肖像画に登用されたとしても、そんなイベントには恥かしくて参加できない。

あのような浅ましい連中をモザイク無しで放送するテレビ番組も配慮に足りないと思うし、本人が名誉棄損で訴えなかったしなかったことも不思議である。

・街頭演説を頑張っていた候補者たち

7/7に東京都知事選挙が行われたので、選挙期間中は東京の至る所で候補者の訴えを耳にする機会があった。

今回に限らず、選挙期間中は、立候補者が政策だけでなく、大声で自身の名前を連呼するのがお約束。

だが、果たしてあれを聞いて「選挙では、いつも名前を聞いている人に投票しよう!」などと思う有権者などいるのか?

むしろ、「選挙カーの騒音によって散々迷惑をかけられた💢」という敵意を掻き立ててしまい逆効果にしかならない気がするのだが…

実際に数年前の選挙で、投票日が迫っていたためか、候補者の名前を大声で連呼する選挙カーが私の勤め先の周辺を何度も往復していたことがあった。

その時は、騒音にウンザリしたため「今回の選挙では、あの候補者を当選させないために、他の人に投票する」と怒りの声を上げた同僚は一人や二人ではなかった。

私は職場で、選挙活動の声が耳に入ることは特に気にならないが、朝の出勤時に駅前で街頭演説をされることには大変迷惑している。

私の最寄り駅では、複数の路線に乗り入れる電車が走っている。

もし、事故やトラブルで大幅な遅延が発生すれば、直通運転が中止になり運休も発生してパニックになるため、そうなった時は、駅の改札前でマイク放送による案内が入る。

駅前で演説をやられると、拡声器の音が「駅の案内放送ではないか?」と感じてしまいハラハラさせられる。

ただ、これはマシな方で、本当に危険なのはその逆パターン。

駅に到着する全列車が運転見合わせになって、運転再開の見通しも立っていない場合は、改札を通らずに、駅前のバス停からバスに乗るようにしているのだが、街頭演説に慣れていると、駅の案内放送であっても、「ああ、またやかましい演説をしているんだな」と思って、気付かずにホームまで行ってしまい、大幅なロスが生まれる可能性だってあるのだ。

というわけで、朝の出勤時間帯に駅前で街頭演説をすることは迷惑この上ないので、やめてほしい。

ちなみに、朝の街頭演説のことは、業界用語で「朝立ち」と呼ぶらしい。

選挙運動期間の駅立ち・辻立ちでは何ができる?規定に即したアピールが必須 | ネット選挙ならVonnector(ボネクタ)公式サイト。選挙ドットコム運営

というわけで、彼らにはぜひとも、

「毎日元気な朝立ち、ご苦労様でした!!」

と労いの言葉をかけてあげたい。

2年前から去年までは「かんたん日記」というカテゴリーで、一段落程度の長さで装飾も簡素化した記事を多く投稿していた。

今回の記事も、昨年までであれば、そちらのカテゴリーで投稿していただろうが、この記事で述べた通り、かんたん日記は昨年限りで役目を終えた。

今後は今回のように、いくつかのネタが溜まった時点で、雑記集という形で投稿することになるかもしれない。

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