粗悪品とは最後の日まで一悶着あった

先週のある休日、昼食を取っていた時のこと。

その日は、事前に作り置きしてアルミホイルに包んで保管していたものを食べていた。

すると、激しい痛みを感じたわけではないが、噛んでいると妙な感じがした。

「まさか…」と思って口の中の物を出して、よく確かめて見ると…

中にアルミホイルが混ざっていた。

しかも、2ヶ所も。

それ以降は、一段と慎重にアルミを剥がして食べていたので、同じことは起きなかった。

何気ない日常のワンシーンだが、このブログの常連さんはあることに気付いたかもしれない。

それは・・・

アルミホイル」というワード。

そのアルミホイルはまさに、この記事で取り上げた悪質企業の製品だったのである。

読んでいない人のために簡単に振り返ると、その製品の外箱には。中国産でありながら、「Made in China」という小さな表記の上にデカデカと「Designed in Japan」と書いていたのである。

中国産であることを隠したいのか、日本の消費者にウケが良さそうな「Japan」という文字を使いたいのかは定かではない。

それだけでも十分悪質なのだが、「Japan」ブランドを掲げながら、メチャクチャ扱いづらい。

こんな製品を堂々と世に出す、恥知らな姿勢とツラの皮の厚さには恐れ入るとしか言いようがない。

もちろん、次回以降は若干値上がりしたものの、以前愛用していたものに戻した。

そして、粗悪品を最後まで使い切ったお別れの日に、偶然にも冒頭の出来事が発生したのである。

何と言うか…

「結局最後まで…」という感じである。

ちなみに、粗悪品といえども、このアルミホイルを口に含んでしまったのは、この時が唯一である。

つまり、単純に私のミスである可能性が高い。

しかし、外箱が扱いづらかったり、消費者を欺こうという意図が見え見えの悪質表記というそれまでの行いのせいで、「ああ、やっぱりな」という考えに行き着いてしまった。

以前の製品を使っていた時に、同じことが起きたら、そうはならなかっただろう。

仕事に限らず、不誠実な行動は結局自分に跳ね返るのである。

しかも、その日がちょうど最終日ということで、食べる前に、初使用時やブログを書いた時のことを思い出していたのも何かの因縁を感じる。

もし、数日前だったら、ここまで思いに耽ることもなかったため、口に含んだ時も、そこまで印象に残ることもなかったことだろう。

悪いことをしていると、運からも見放されるということがよく分かる出来事でした。

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