今日は8月17日。
お盆休み明けで今日から出勤を開始した人もいるかもしれない。
もっとも、私の勤め先はお盆休みがないため、先週も、今週も通常通り働いているが。
…と、これまではお盆休みを取ってきたかのような言い方をしているが、よくよく考えてみると、去年もお盆休みは経験していない。
2年前の仕事はカレンダー通りの出社だったが、それでもやはりお盆休みはなかった。
3年前の2019年、その時はお盆休みが1週間ほどある会社に勤めていた。
だが、私はお盆休みを経験していない。
というのも、ちょうどお盆休み前が契約期間の終了日で、会社がお盆休暇に入ると当時に私は職ナシとなり、以後、1ヶ月ほど日雇い派遣を経験することになった。
その時の地獄は今でも忘れることができない。(その時の記事はこちら)
そして、2018年以前は主に販売の仕事に従事しており、お盆期間中は休みどころか、書き入れ時でいつも以上に忙しく働いていた。
記憶を辿ると、「お盆休み」を経験したのは、工場で働いていた2013年が唯一だった。
その職場は土日祝日関係なく稼働しており、元々お盆休みもなかったが、パートのボス的存在であり、工場長に対しても口出しする程の権限を持っていたホリカワ(仮名、過去にこの記事で登場)の鶴の一声で1日だけ実現した。
と言っても、私はその恩恵を受けていない。
逆に迷惑を被った。
当時の私は隔週で週休1日だったため、週休2日の週は休みが飛び石にならないようシフトを組んでいたが、その(余計な)休暇のせいで、休みが飛び石になってしまった。
その上、工場が丸1日稼働しなくなるということで、前後の日は仕事が増えた。
全く迷惑な暴走老人の口出しだった。
それでは、お盆休みを楽しむどころではない。
このような人生を歩んでいるので、私はお盆休暇に全くいい思い出がないし、「実家に戻って、家族と一緒に法要をしなければ!」という義務感も全くない。
お盆期間中にお墓に立ち寄った経験があるのは小学生の時に兄弟で母方の祖母(この記事で一度登場)の家を訪れた時くらいである。
ただ、その時も、「夏休みに遊びに来たついで」くらいにしか思っていなかった。
これからの人生で、お盆休みに喜びを感じることができる日なんて来るんだろうか…
(追記:翌2023年は一週間のお盆休みを経験することになった)