前回の記事ではこれまで投稿した記事の中から(6月20日時点の)アクセス数トップ3の記事の解説をしてきた。
今日はその続きの4位から10位までを紹介する。
アクセス数 第4位:英検2級の壁
第4位は2月4日投稿の「英検2級の壁」である。
これは英検準2級と2級の間に存在すると言われている壁について解説した記事である。
英語学習のカテゴリーではこの記事がトップになった。
・この記事を書いた背景
この記事の冒頭にも書いたが、私は英検準1級を所持していることを表明すると、「自分は準2級までは頑張ったけど、2級になると勉強の段階で挫折した」と言われることが多かったため、「準2級と2級の間の壁は何なのか?」、そして「私はいかにして2級に合格したのか?」を紹介しようと思って書くことにした。
とはいっても、私は準2級に合格したことがないし、その試験に落ちてから、2級を受験するまでの間にかなり時間があったため、役に立つ情報を提供できたのかは疑問である。
それから、この記事では昔の自分がどれだけバカだったのかを晒している場面もあるため、この記事のアクセス数が増えると少なからず恥ずかしい思いをする。
・どんな人が読んでいるのだろう?
検索ワードを調べてみると「英検2級 難しい」、「英検2級 リーディング」というキーワードが多く出てきたので、英検の勉強をしているものの伸び悩んでいる人が多く訪れたものだと思われる。
私は、2級と準2級の差は「単語の数と長文の長さの違い」だと思う。
しかし、私はこの記事で準2級レベル以前の段階から2級合格までの記録を長々と書いたため、準2級には合格できたけど、2級には合格できないというレベルの人が求めていた情報は少ししか載せることができなかった。
それについては反省するが、そもそも私が準2級に合格したわけではないので、致し方ない面もあると思ってご容赦いただきたい。
アクセス数 第5位:孤独の苦しさと自由の快適さのジレンマ
これは2月1日に書いた記事で、ペンパルサイトでよく見かける、初対面の相手に対して随分と馴れ馴れしくしたかと思えば、次回から急に冷たくなる人たちについて、自分の体験も交えて紹介したものである。
・この記事を書いた背景
これはペンパルサイトを使って交流したいと思ってる読者を想定して書いた記事である。
私がペンパルサイトを使い始めたのはもう4年近く前である。
当初はそのような経験をする度に「自分の対応に問題があったのではないか?」、「自分の英語が間違って、相手を誤解させてしまったのではないか?」と悩んだことがあった。
しかし、半年近く経てば、過去にやり取りを交わした相手でも、返信しないどころか、アカウントを削除する人が多くなっていることに気づいた。
だから、ペンパルサイトの交流ではこのような人たちも珍しくないということを伝えたかったこと、それから、彼らの行動について、自分も思い当たる体験があったことを紹介しようと思って書いた。
・どんな人が読んでいるのだろう?
この記事は「孤独の苦しさと自由の快適さのジレンマ 」というパッと見たところ何の記事だか分からないタイトルである。
検索ワードを見ると「自由が欲しい 孤独は嫌」、「自由 孤独 どっちがいい」と哲学的な考えをしていると思われる人のアクセスがあった。
このような人がいきなり、ペンパルサイトのことを聞かされても「何のこっちゃ?」と思って、すぐに帰ってしまったかもしれない。
中には「自由が欲しい バックレ」というキーワードでアクセスしてきた人もいたが、明らかにお門違いだっただろう。
正直に言うと、私が想定していた、ペンパルサイトを使い始めたけど、相手にすぐにバックレられて悩んでいる人が読んでくれているのかは疑問である。
アクセス数 第6位~第10位
ここからはアクセス数 第6位から第10位の記事をスピードを上げて紹介する。
・アクセス数 第6位(タイ):「あの国は日本よりも凄い!」という話は本当なのか?③(アメリカ人の自立編)
これは4度に渡って連載した「あの国は本当に〇〇なのか?」というイメージの検証企画の第3編で、「アメリカ人は日本の甘ったれたガキ共とは違い、成人したら必ず実家を出て、大学の学費も親の脛をかじらずに自分でローンを組み、卒業後に自力で返済するというイメージは本当なのか?」ということを実際にアメリカ人に聞いてみた話である。
多くのアメリカ人が、親の世話になっていることを正直に告白してくれて、本当に助かった。
・アクセス数 第6位(タイ):社会への復讐に燃える男
人物カテゴリーではこの記事が一番多くのアクセスを集めた。
これはペンパルサイトで知り合った、社会への復讐に燃える「某国(国名は言えない)の(自称)テロリスト」の半生を紹介した記事である。
間違っても、暴力や虐殺を肯定する内容ではないので、そこだけは注意していただきたい。
・アクセス数 第8位:ペンパルサイトで知り合った人と実際に会うとどうなるのか?②(台湾人と地元巡り編)
これはペンパルサイトで知り合った台湾人女性と(半ば強制的に)会うことになり、特に行く場所もないからということで、私の家に来たり、近所を散歩したりするという小学生の休日のような一日を過ごすことになった時の話である。
「ペンパルサイトで知り合った人と実際に会うとどうなるのか?」シリーズは全部で3編あるが、この記事だけアクセス数が多い。
ペンパルと実際に会う時に「同性ならまだしも、異性と会うと、どうなるのか?」という不安や興味があるから読者が多いからなのだろうか?
・アクセス数 第9位:「あの国は日本よりも凄い!」という話は本当なのか?②(アメリカ都市伝説編)
第6位(タイ)にランクインした「「あの国は日本よりも凄い!」という話は本当なのか?」シリーズ第2弾。
この記事では、なぜか日本で伝えられている「濡れた猫を電子レンジで乾かそうとしたお婆さん」、「子どもに勉強を促すために、バスドライバーを子どもと本人の前でけなす(キチガイ)教育ママ」といったアメリカ都市伝説が本当であるかをアメリカ人に聞いて確かめた。
この記事の冒頭では、同じく日本に蔓延して、なぜか日本に大量の信者が存在する都市伝説の「メラビアンの法則」を取り上げた。
記事を書いたのは2月頃だったので、4月入社の新入社員がこれを目にしたことで「(ビジネスマナー講師が捏造した)メラビアンの法則」の毒牙から逃れることができれば幸いである。
・アクセス数 第10位(タイ):「正社員」という名の宗教にすがる人たち①
これは、序盤は外国の人とのやりとりでは「相手の宗教を尊重しなければなりませんよ」と軽く注意を促しながら、途中から過激な論調に移ることになった記事である。
この記事を書いた理由は2つある。
1つ目は、日本型雇用に守られていない人がなぜか「自分は守られている側である」と思い込んでいることが危険だと感じたこと。
そして、2つ目は、この記事を投稿する半月ほど前に「アルバイトの契約社員登用はいいことなのか?」という記事を書き、そこで「従業員に責任を持たせたいのなら正社員として雇え!!」ということを書いたが、それでは「正社員なら何でもいいのか?」というメッセージになりかねないと思ったので、「正社員でも安泰ではない」ということを伝えたかったから。
・アクセス数 第10位(タイ):ふざけるな!! 日雇い派遣!!①(制度と実際に働いた感想編)
これは10連休となった今年のゴールデンウィーク期間は、カレンダー通りに休めるものの給料が時給や日給制のため、収入が大きく減ってしまう人が(自分もその立場だったので、人のことを心配している場合ではなかったが)、少しでも日銭を稼ぐために日雇い派遣の仕事を探しているのではないか? と思い書いた記事である。
最もこの仕事に就く必要があると思われる人がこの仕事に就けない矛盾と、自分が日雇い派遣で働いた経験について書いたものである。