2019年も今日で終了する。
最近はテーマが迷走しているが、思い返せば、このブログはちょうど1年前に、ペンパルサイトで知り合った人とのやりとりを紹介する目的で始めた。
というわけで、今日は1年の振り返りとして、今年起きた出来事で彼らと盛り上がった話題を3つ紹介する。
本題に入る前に、一つ理解してもらいたいことがある。
それは、今日私が取り上げるネタは個人にまつわる話題はないということ。
たとえ、私たちが「先日、身内の〇〇さんが結婚した!! 無事に大学を卒業した!!」というような話で盛り上がったとしても、読者の方にとっては何の参考にならないから。
なるべく、会話のネタを見つけられない人のヒントになるような話をしたいと思う。
…って、このブログでペンパルサイト関係の話をするのはいつ以来だろうか?
ブログの趣旨はペンパルサイトを通して知り合った外国人とのできごとを紹介するものだったはずだが…
一ヶ月半前に書いた記事の中で外国の人の意見を少しだけ紹介したが、本格的に取り扱ったのは3ヶ月以上前の記事が最後になっていた。
それでは行きましょう。
①:消費税の話
日本では今年の10月に消費税が8%から10%に上がった。
これは海外でも話題になっていたらしい。
10%の税率を高いか思うか、それとも低いと思うかは人それぞれだが、海外の税率は簡単に調べることができる。
今回私たちが盛り上がったのは「価格表示」のことである。
日本では税抜き価格のみが表示されていたり、税抜き価格が大きく表示されていて、その下に小さく税込み価格が表示されていることが多い。
そのため、消費者としては余分な料金を払わされていると感じることが多いのだが、これは海外でも同じなのか聞いてみることにした。
アメリカ人数人の意見では、彼らの住んでいる州でも日本と同じ税抜き価格が表示されているようだが、ヨーロッパでは圧倒的に税込み価格しか表示されていない国が多かった。
その上、品物によって税率が変わるため、自分たちは何%の消費税を払っているのか知らない人が少なくないらしい。
彼ら曰く、レシートを見れば書いているが多くの人は関心がないという。
それを聞いて、私はある仮説を思い浮かべた。
ヨーロッパの人があんなに高い消費税に不満を持たないのは、税金が自分たちのために使われていると思っているからなのではなく、そもそも、それだけ多くの税金を払っているという自覚がないからなのではないか?
②:あなたの国の人は本当に英語を流暢に話すことができるのか?
英語学習者の間でよく耳にすることがある。
・あの国は母国語が英語ではないのに、普通の人でも英語がペラペラだ!!
・それに引き換え、日本人は大学を卒業しているのに全く英語を話せない人ばかりだ!!
・日本の英語教育も海外を見習うべきだ!!
だが、その前に一つ考えてみたい。
「たとえ非英語圏の国であっても、外国の人は英語がペラペラだ」という説は本当なのだろうか?
これは私の個人的な意見だが、この場合の「外国」とは日本の近くにあるアジア(極東)の国のことを指していることが多い。
というわけで、それらの国の人たちに聞いてみた。
計7人に聞いてみた結果、「はい」と答えた人の数
・お隣のK国:0人
・ご近所のC国:0人
ちなみに両国とも、「学校教育では読み書きばかり教えているから、ウチの国では英語を読めても会話はできない人が多い」と嘆いている人が多かった。
ん??
どこかの国で繰り返し言われていることと同じような気がする。
「あの国の英語教育は日本の数段先に行っている」なんてウソじゃねえか!?
③:ポルノメディアの入手方法
最初に断っておくが、私たちは下ネタトークで盛り上がったわけではない。
これは日本を特集したドキュメンタリー番組を見たタイ人の青年の質問から始まった。
タイに限らず多くの国の人が、なぜか「日本は性をめぐる表現に厳しい国」だというイメージを持っている。
だから、コンビニのような誰でも目にすることができる場所で、当たり前のように成人向けの雑誌が売られていることに衝撃を受けるらしい。
「買える」だけでなく、誰の目にも入る場所に置いてあるだけでも、異常に見えるらしい。
ちなみにタイではこのようなメディアの販売は違法で、闇市でしか入手できないとか。
以上の3つが今年1年間で、私が個人的に楽しいと思った話題でした。
それでは、皆様も良いお年をお迎えください。