・教える連絡先の優先度
私にはこのブログに度々している韓国人の友人がいる。(最新の登場記事はこちら)
その彼が面白い質問をした。
「日本では親しい相手としかLINE交換をしませんか?」
彼が聞いた話によると、日本ではインスタグラムのアカウントは誰にでも教えて、LINEはプライベートな付き合いをする相手にだけ、そして電話番号は家族や恋人のような(実質的な)身内にだけに教えるのだという。
この説が本当なのかを知りたいというのだ。
これは私の主観であるが、インスタは「誰にでも」というのは大げさだが、親しくもない大多数の人に教えるというのは本当だと思う。
ちょっと前のFacebookのように、リア充の幸せ自慢をすることが目的だから(笑)
しかし、LINEについてはどうだろう?
女性に多い気がするのだが、職場の同僚と私用のLINEを交換している人は珍しくない。
しかも、驚くべき事に職場でプライベートな話をしている様子を見たことがなく、ただ同じ部署で働いているだけの間柄であっても、なぜかLINEの連絡先は知っているという人もいる。
というわけで、「LINEは親しい友人にしか教えない」という説は正しいとは思わない。
最後に電話番号を教えるのは家族や恋人だけか否か?
これについては正直分からない。
だが、同僚のLINEは登録していても、電話番号を知らない人は多いことから、LINEよりも、よりもプライベートな情報という感じはする。
実際に私も、過去に同僚とLINEの交換をしたことがあるが、電話番号を教えて欲しいと言われたことは一度もない。
やはり、電話番号は個人情報というイメージが強いからだろうか。
こうしたことから、範囲については若干の相違があるものの、連絡先を公開する優先度が「インスタ > LINE > 電話番号」という彼の主張は間違ってはいないと言っても良いだろう。
ただ、この図式が最適なものであるかは限らない。
特にLINEと電話番号の関係が。(私はインスタを使わないので関心がない)
・不便だからこそ有難い
LINEには気軽に連絡できるというメリットがある。
たとえば、出勤中に電車が遅延した時に、別の路線を利用している同僚にLINEで連絡して、上司に報告してもらうとか。
もちろん、仕事の愚痴なども気軽に言い合えるだろう。
しかし、これはあくまでも同僚との関係が良好だった場合の話。
私は決して同僚と仲が悪いわけではないが、この人たちを反面教師にしているので、プライベートな感情は一切持たないようにしている。
当然、勤務時間外にLINEで仕事の話をすることもない。
むしろ、退職した後の方が連絡したくなることがある。(天邪鬼な性格で申し訳ない)
というわけで、プライベートの時間に同僚からLINEが送られてきた時はウンザリしている。
もし、これがLINEではなく、電話番号だったらどうだろう?
電話の場合だと、相手の都合で着信出来ない場合もあるので、後から内容を確認可能なLINEよりも、連絡のハードルが上がる。
電話番号を知っているとショートメールを送ることも可能であるが、LINEほど装飾が豊富ではなく、文字数も制限されているので、やり取りを楽しめる感じはしない。
それに何と言っても、料金が心配になる。
これはやり取りを楽しむ点においては大きなマイナス点だが、逆に好まない時は大きなプラスになる。
こう考えると、私は同僚から「連絡先を教えてほしい」と言われたら、断然電話番号の方が良いと思っている。
とはいって、もはや同僚と電話でやり取りする人が皆無になりつつある今、私から「LINEではなく、電話でお願いします」と言ったところで、受け入れてもらえないだろうけど…