ポテトチップスに自分の老いを実感させられる

先日、久しぶりにカルビーのポテトチップスを食べた。

ちなみに、味はコンソメパンチで160gのビッグサイズである。

私は3日に一度のペースで買い物をしているが、スーパーで売られている様子を見ていたら、たまたまその日が金曜で花金であることもあり、気分が高揚して購入することにした。

コンソメパンチのポテトチップスは元々好きだったけど、食べた後に匂いが指にしばらく残ることが気になって、長いこと控えていた。

それでも、食べるとやっぱりおいしい。

数年ぶりに食べるため、感慨ひとしおというところだろうか。

だが、同時に数年間のブランクを感じることもあった。

それは…

顎が疲れるのである。

決して、特大サイズだったことにより多くの量を食べたことが原因ではない。

食べ始めて早々に顎に違和感があり、噛むことがとてつもなく疲れるのだ。

最終的には無事完食したが、途中では「やっぱり通常サイズにすれば良かった…」と後悔した。

この記事で少し触れた通り、東京へ出てきてから5年以上経過しており、シェアハウスに住んでいた最初の半年を除くと、ずっと一人暮らしをしてほとんど会話がない影響か、口の筋肉の衰えを痛感している。

それでも・・・

ポテチを食べるのが疲れるまでに衰えていることにはショックだった。

もう10年以上前になるが、実家に住んでいた時に、親知らずを抜くことがきっかけで口腔外科がある歯医者に通っていたことがある。(この記事に登場した大ポカやらかした所)

そこは比較的新しく出来たこともあり、患者に丁寧な説明を心掛けていたのか、院長自ら資料を用いて、日頃から歯や口のケアを行う重要性を説いていた。

その資料に書かれていたことで今でも印象に残っているのは、現代人はかつてに比べて、柔らかい物ばかり食するようになったため、顎の力が弱くなり、様々な口トラブルが増えたというもの。

その柔らかい物の代表例として挙げられていたのが、カップ麺やポテトチップスだった。

私はどちらも大好物だったため、それを聞いても、食べるのは止めようとは思わなかったが…()

しかし、柔らかい物の代表であるはずのポテチすら、食べるのがしんどくなっていることには少なからずショックだった。

まさかここまで衰えていたとは…

しかも、警告されていたような食べすぎた結果、顎が弱くなったのではなく、(全く別の理由とはいえ)しばらく離れていたことが原因だったのだから、なんと皮肉なことだろうか…

ちなみに、柔らかい食べ物のもうひとつの代表だったカップ麺も最近はご無沙汰である。

もしかすると、こちらについても同様の事態が起きるかもしれない。

ああ、先が思いやられる…

スポンサーリンク