一人暮らしを悩ます家電の買い替えラッシュ

先日、職場でちょっとしたハプニングが起きた。

それは些細な出来事だったが、そこから、考え巡って少々暗い気持ちになってしまった。

・上京した時からの付き合い

そのハプニングとは、職場でメモ帳を取り出そうとした時に発生した。

メモ帳を取り出すために、ジャケットの腰ポケットに手を入れた瞬間、フロントボタンが外れたのである。

こんな経験は初めてだったため、外れた箇所を見回してみると、ボタンホールがかなり大きくなっていた。

ボタンホールだけではない。

袖口もボロボロである。

そのジャケットは、上京した時に購入した物だから、今年で5年目を迎えている。

思い返せば、上京した時はなかなか仕事を見つけることができず、このジャケットを着て、いくつもの会社の面接や登録会に奔走していた。

今では遠い昔の話になりつつあるが、そのことを昨日のことのように懐かしく感じる。

ちなみに、私はこの一着しかジャケットを所有していない。

仕事に行く時は毎回同じジャケットを着ているため、(夏場は使用しないものの)酷使してきたことは間違いない。

5年で、このような状態になることは、長持ちしたのか、短命に終わったは定かではないが、そろそろ買い替えを考えなければならない時期である。

思い返せば、ジャケットに限らず、上京に合わせて購入した衣類の多くは同じような状態である。

防寒着、セーター、室内用の長ズボン、etc…

これらはすでにボロボロ、またはヨレヨレになり、ゴムの類はすでに伸びきっている。

本来であれば、すでに買い替えなければならないが、幸か不幸か、家を訪れる友人がいない私は部屋着を人に見られることがないため、今日までズルズルと使い続けている。

これらの衣類はすべて冬用であり、5年といえども、年中通して使用していたわけではない。

季節に関係なく着用していた下着や、半袖、半ズボン、Yシャツ、スラックスに関しては初期の面々はすでに引退している。

まだ具体的な買い替えの予定こそ決まっていないものの、今回の冬服買い替えを決行すると、私の身に着ける衣類は完全に上京時の面影は一掃されることになる。(訂正:ネクタイは未だに健在だった)

そんな感慨に浸っていた。

・高価な家電の買い替え時

先ほど挙げた衣類をすべて買い替えるとなると痛い出費となることは間違いない。

とはいっても、一万を超すことは確実であっても、そこまで大きな負担になることはないだろう…

だが、買い替えのタイミングが迫っているのは衣服だけではない。

今月に入ってから、パソコンも液晶にヒビ(傷)が入った。

私はパソコン故障の診断、修理の専門家ではないが、おそらく経年劣化によるものだろう。

現在使用しているパソコンは実家にいた時から使用していたものだが、上京に備えて実家を出る半年前に購入したものである。

使用年月は先ほどの衣類と同様におよそ5年が経過している。

これまでに使用してきたパソコンは7年以上使用していたため、5年で寿命が尽きるのは短い気がする。

しかし、様々な娯楽に囲まれていた実家で暮らしていた時と違い、上京してからは、パソコンがテレビの代役も、娯楽に変わる暇つぶしも兼ねるようになり、毎日長時間使用してきた。

そして、今ではブログにおいても欠かせない存在になっている。

つまり、今のパソコンは歴代のものとは比べ物にならない程、使い倒している。

そう考えると、短命に終わってしまっても、責めることはできない。

もっとも、故障して二週間ほど修理に出していた時の教訓があったため、かつて留学に合わせて購入したものの、メモリやHDDの容量が小さく、ほとんど使用していなかったパソコンを予備として取り寄せたため、仮にメインのパソコンが使用不能になっても、直ちに生活が成り立たなくなることはない。

だが、購入年月は予備の方が古い上に、毎日立ち上げて動作確認をしているわけではないので、気付いたら共倒れになるという危険もある。

それだけはどうしても避けたいため、来るべき日に備えて、パソコンの買い替えも検討しなければならない。

予算としてはおよそ〇万円程度を想定している。

これは衣類とは比較にならない大きな出費である。

・今年はこんな年になりそう

パソコンの買い替えにはまとまった資金が必要である。

そんなことを考えていると他の家電のことも気になり始めた。

今の住まいに入居する際に購入した家電で、今でも使用しているのは冷蔵庫と洗濯機である。

ネットでこれらの平均寿命を調べてみたところ、共におよそ8年だった。

だが、冷蔵庫は24時間365日稼働、洗濯機は数年に渡り屋外配置という酷使を強いている上に、まともな手入れも怠っていたため、いつ壊れてもおかしくない。

もっとも、冷蔵庫の使用条件はどのご家庭でも同じだろうが…

また、私が購入した家電ではないものの、最近は台所の蛇口の閉まりが悪くなったようで、水が漏れる音を耳にする機会が増えた。

こちらもそれなりの金額を支払う修理が必要なのかもしれない。

住まいのことに関してはもうひとつ頭を悩ます出費を思い出した。

今年は住まいの更新のタイミングになるため、家賃とは別に1ヶ月分の更新料を支払わなければならない。(しかも、賃貸料の値上げの可能性に怯えながら)

要するに、今年はおそらく

金がかかる!!

そんな年になりそうな気がしている。

現状は、それらの費用を捻出できない程の貧困に陥っているわけではないが、決して「安定してる」とは言えない働き方をしている。

親元に住んでいた時は、家電の買い替えに頭を悩ますことなどなかったため、つくづく恵まれていた。

親元でなくとも、誰かと一緒に暮らしていたのなら、高価な家電の買い替え料も数人でシェアできたのかもしれない。

一人暮らしには、このような見過ごせない暗い一面が存在する。

もしも、あなたが実家で暮らし続けることができるのであれば、一人暮らしなどせずに親元に留まることを勧める。

その方が、経済的にも精神的にも満足できるだろう。

並びに、これ以上一人暮らしをする人が増えたら、住宅の供給不足から、家賃の値上がりが起こり、結果的に私のような地方出身の貧乏一人が被害を被るだろうから、それを避けるためにも。

「親に申し訳ない」と思うのなら、少しでも生活費を上乗せして渡せばいい。

「親から経済的に自立しなければ『一人前の社会人』とは言えない!!」

そんな見栄を張るために安定した暮らしを捨てたりしたら、後々後悔することになるだろう。

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