飲食店で席を横取りする無法者、華麗に成敗される

昨日の記事のテーマは飲食店の平和を乱すならず者たちだった。

その記事を投稿した後、私は偶然にも記事の中にも登場したハンバーガー店で食事をしたのだが、ブログのテーマに直結する面白い光景が見られた。

・割り込み女を見事に撃退

私が入店したのは昼食の時間帯ということもあり、店内はかなり混んでいた。

それでも、私が注文の列に並んでいると、レジのすぐ傍の席は空いていた。

「もしかしたら、ここに座れるかも…」

と一瞬思ったが、さすがにそれは現実的ではない。

というのも、私の前に数人が並んでおり、彼らの内の誰かが、私よりも先に商品を受け取ってそこに座ることは明らかだった。

だが、その席は彼らが座る前に別の人物に確保された。

その女は自分の買い物袋を(2人掛けのテーブルの)通路側の座席に置くと、何食わぬ顔で私の後ろに並んだ。

そう。奴は自分が注文を終える頃には、すでに空きの席はないだろうと察して、注文前に自分の席を抜け駆けで確保したのである。

私が昨日の記事で書いた「出入り禁止に匹敵する迷惑行為」とはまさにこのことである。

私は運よく自分の品を受け取るタイミングで空きが出たので、席に座ることが出来たが、気持ち良く食事をしたい場所でこんな醜悪な姿を見せられたら、一気に食欲も低下する。

ところが、私の中の不快感は一気に吹き飛んだ。

私の2つ前に並んでいた男性が、先ほどのアバズレが買い物袋を置いた席の向かい側に座った。

女は注文した品を受け取ると、向かい側の席に座っていた男性にこんなことを言った。

抜け駆け女:「あの~、ここ私の席ですけど…」

男性:「はい。私は相席でも全然大丈夫ですから、お気になさらずに!!」

抜け駆け女:「…」

なるほど。

その手があったか。

たしかに、抜け駆け女は通路側の席に私物を置いていたが、向かい側になる壁際の席はフリーだった。(それ以前に通路側の席の確保も無効なのだが…)

彼はそこに滑り込んだ。

当然、コソコソと人を出し抜くことしか出来ない抜け駆け女は初対面の男性との相席に耐えられるはずもなく、すぐに逃げ出した。

男性が機転を利かせた、なおかつ勇気ある行動がひとつの悪を撃退した。

もっとも、彼が意図的に成敗しようとしたのか、それとも、素であのような行動に出たのかは不明だが…

いずれにせよ、彼は見事なまでの席取バスターだった。

・もう一発おかわり

それだけでも十分私の気は晴れたが、この話には続きがある。

私が食べていると、先ほどのアバズレ抜け駆け女と同じく、注文の列に並ぶ前に空席に帽子を置いて、あらかじめ自分の座席を確保しようとするフシダラな女が出たのである。

先ほどの席取バスターのおかげで良い気持ちになったのに、一人駆逐しても、次から次へと悪人が湧いて出てくる。

本当にこの社会のモラルの低下には呆れる。

しかし、これまた見事なまでの成敗劇が見られたのである。

今回の主役は老夫婦だった。

彼らは商品を持って、空席を探しており、帽子が置いてある(不法占拠された)席にやって来た。

お爺さん:「お、ここ空いているよ」

お婆さん:「あ、本当!! だけど、帽子が置いてあるよ」

お爺さん:きっと忘れて帰ったんだな…ちょっと、店員さんに渡してくるよ」

彼はそう言うと、帽子を取って、近くで片付けをしていた店員さんに渡した。

そして、その席で二人で食事を始めた。

そこに例の抜け駆け女2号がやって来て、驚きながらこんなことを言った。

抜け駆け女2号:「あの、この席に帽子を置いていたんですけど…」

お爺さん:「あ、それなら、あの店員さんに渡しましたよ」

抜け駆け女2号:「…」

お爺さん:「すいません(店員に声をかける)!! さっきの帽子を取りに来られましたよ!!」

女は帽子を受け取ると、バツが悪そうに違う席を探しに出た。

もちろん、ありがとうも言わずに。

これまた見事な制圧劇である。

一日で二度もこんなことがあるとは驚きである。

こんな光景が見られたおかげで、ここ最近で一番気分が良い日になった。

卑怯な座席の占領を許さない席取バスターズ。

彼らはまさしく飲食店の平和を守るヒーローだ。

スポンサーリンク