これまで紹介してきたペンパルサイトは主にInterPals(使い方はこちら)だったが、私が現在も使っているサイトがもう一つある。
それがHi!Penpal!というサイトである。
このサイトはInterPalsと違って、日本語も表示されているため、比較的気軽に始めることができる。
今日はこれまで紹介してきたInterPalsとこのサイトの違いや特徴について話をしていこう。
・Hi!Penpan!の特徴
Hi!Penpal!はシステムの表記が日本語でも表示されているため、InterPalsよりも気軽に始めることができる。
使い方もInterPalsと同じくメール形式でやり取りをするのだが、違いはいくつかある。
ざっとまとめるとこんな具合である。
①:送信ボックス(メール箱)と受信ボックスが独立している。
②:メッセージは1ヶ月で消去される。
③:ユーザー名を検索することはできない。
④:友達登録することで画像を送信できる。
⑤:プロフィールの閲覧履歴が表示されない。
⑥:東アジア在住の人からメッセージを送られてくることが多い。
InterPalsとの最大の違いは送信ボックスと受信ボックスが独立していることである。
InterPalsはチャット形式になっており、自分が送ったメッセージと相手から送られたメッセージがひとつの画面に表示されるが、Hi!Penpa!ではメッセージごとにしか開くことができない。
これはガラケーでメールを使う時とよく似ている。
だが、受信したメッセージ画面に「返信」機能がなく、返信する時は一旦ボックスに戻って、そこから返信したいメッセージを選ばなくてはならないため、複数のメッセージが溜まっている時は、送る相手を間違えないように注意しなければならない。
そして、「メッセージは1ヶ月で消去されてしまう」ことにも気を付けなければならない。
どんなに多くのメッセージを交換した相手でも、1ヶ月間以上やり取りが中断すると、メール共々相手の情報まで失ってしまうことになってしまう。
しかも、直にユーザー名を検索することもできないため、同じ相手をもう一度探そうと思っても見つからず、二度と連絡が取れなくなることがある。
そのため、InterPalsのように、特定の相手と長く関係を保つことが難しい。
長くメッセージの交換を続けたい人とは早めにLINEなどの別のアプリに移った方が無難である。
LINEの交換に抵抗がある場合は、「友達登録」しておくことをおすすめする。
そうすれば、長期間連絡が中断していても、友達リストからすぐにプロフィールを呼び出すことができるし、画像の送信も可能になる。
また、「誰が自分のプロフィールを訪れたのか?」は表示されない。
つまり、相手からメッセージが送られてこない限り、誰が自分に興味を持っているのかが分からず、「相手のプロフィールに訪問履歴を残して、相手の反応を見る」という作戦も取れない。
だが、裏を返せば、気兼ねすることなく、他人のプロフィールを閲覧できるため、見定めた相手にのみ、ガンガンとアプローチする人には都合がいいのかもしれない。
最後に利用者の居住地もInterPalsとは異なることも付け加えておく。
Hi!Penpa!では、中国や韓国のような極東アジアの人(特に韓国)からメッセージが送られてくることが圧倒的に多い。(ただし、台湾人の利用者は少ない)
InterPalsでも、その国の人と交流がないわけではないが、Hi!Penpal!の方が確実に多くの人と出会っている。
その他に私が多いと感じる国はスペイン、イラン、トルコであり、InterPalsでよく出会うメキシコ人やロシア人、タイ人は一度も会ったことがない。
InterPalsと同様に、このサイトで行ったメッセージの交換に関する記事は「オンラインのできごと」、出会った人物を特集した記事は「人物」のカテゴリーに入れてある。
興味のある方はそちらの記事もご覧いただきたい。
・InterPalsになくてHi!penpal!にあったもの
以上がInterPalsとの主な機能上の違いである。
正直言って、手間がかかる上、記録もすぐに消えてしまうため、InterPalsより勝っている点を探すことは難しく、「どうしても特定の国の人を探している」という事情がない限り、こちらのサイトを使うメリットは感じない。
だが、InterPalsでは有り得なかったことが、こちらのサイトで起きたことがある。
それは
日本人からメッセージが送られてきた
ことである。
Hi!Penpal!でも頻繁に出会うわけではないが、InterPalsでは日本人からメッセージを送られてきたことは一度もなかった。
念のために確認しておくが、その人物は日本在住の外国人というわけではない。
生まれも育ちも日本で、使用言語も日本語という人たちである。
おそらく、その理由は私がプロフィールに「オーストラリアへワーキングホリデーに行くつもりだ」と書いていたからだろう。
その人物もワーキングホリデーの経験があり、彼とのやり取りも、主に彼に体験談だった。
外国に住んでいる人と友達になるためのサイトが日本人と友達になるために使われるとは不思議な気がするが、「友達を国籍で差別してはいけない」という考え方もあるし、私は「どうしても外国人と友達になりたい!! だから日本人はお断り!!」とも思っていないので、たとえ日本人でも歓迎する。
次回はそんな人の話をしようと思う。
ブログ開設から半年を振り返る①
(この記事を書いた理由と背景、簡単な私の感想を書いている。)