一日でメッセージの交換が終わった人たち

前回は「どんな人と長い期間メッセージの交換を続けることができるか?」というテーマだった。

今日は反対に、一日でメッセージの交換が終わった時の話をしようと思う。

初日で連絡を終えた相手が48人いて、スパムらしきメッセージが9件あった。

それを引いた39人を振り返ってみると、一番多いケースがLINEやFacebookなどの別のアプリで会話をしないかという誘いを断ったことで、その後、一切のメッセージが送られてこないことだった。

また、意外にも、お互いの国の生活について随分と話し込んだ相手であっても一日限りの関係だったという人も10人近くいた。

私はリアルタイムで会話をする時は必ず「今から離れること」と「また今度」というあいさつをしてから離れるようにしている。

相手も了承していたので、お互いに連絡を取るつもりでいたが、なぜか二度と連絡を入れる(もらう)ことはなかった。

これは旅行先の宿で偶然知り合った人と意気投合し「何かあったら連絡しようね」と言って連絡先を交換したが、その後、一切連絡を取ることはなかったという話に似ているのかもしれない。

それから、後日私がメッセージを送ったが相手が返信しなかったというケースもあった。

たまたまその日は寂しかったから私と会話をしたかったのか(その後、精神が回復したから私は用済みとなったのか)、それとも試しに一日は話してみたけど、やっぱりこの人とは合わないと思って連絡を返さなかったのか、今となっては調べようもないが・・・

また、数は多くないものの会話が決裂して連絡が途絶えたことも何度かあった。

その時のやり取りを3つ紹介しよう。

・事例1:アメリカ人男性に日本人なら中国語ができると思われていた

アメリカ人A:I practice Chinese now.(私は今、中国語の勉強をしている。)」

早川:「That’s great!(それはすごいね!)」

アメリカ人A:I hope you speak Chinese with me for practice.(練習のために、私と中国語を話してほしいです。)」

早川:「I’m Japanese. I can speak Japanese and English, but I can’t speak Chinese.(私は日本人で日本語と英語の会話なら出来るけど、中国語は全くできません。)」

アメリカ人A:「Japanese has similar character with Chinese, don’t you speak Chinese? I heard Chinese is often used in Japan.(日本語は中国語と似ていますが、あなたは中国語ができないのですか?中国語は日本でもよく使われていると聞いています。)」

早川:「No. Most of Japanese including me can’t speak Chinese.(いいえ。私も含めてほとんどの日本人は中国が使えません。)」

アメリカ人A:「Really?(本当に?)」

早川:「Really.(本当に。)」

:メッセージのやりとりはここで終了した

・事例2:インド人(男性)は日本で英語教師になれるのかをめぐって激怒させてしまう

インド人B:I teach English in Indian. I want to work in Japan in the future.(僕は今、インドで英語の教師をしている。将来は日本で働きたいと思っている。)」

早川:「Do you want to work as English teacher in Japan?(それは英語の教師として働くということですか?)」

インド人B:「Of course.(もちろん。)」

早川:「I hate to tell you, but I think it is difficult for Asian to become English teacher in Japan, because many Japanese prefer to learn English from a teacher from the U.S. Or Europe.

(残念だけど、多くの日本人はアメリカ人やヨーロッパ人から英語を教わることを好むため、アジア人が日本で英会話教師になることは難しいと思います。)」

インド人B:「Why? There are good English teachers in India. Moreover, not all European aren’t English native, and can’t speak English fluently, right? Why Japanese like to learn English from them?

(どうして?インドにも優秀な英語教師はいるよ。それにすべてのヨーロッパ人が英語のネイティブではないし、英語が上手いわけでもないでしょう?どうして日本人は彼らから英語を教わることを好むんだ?)」

早川:「I see what you are saying. However some Japanese English learners are assume that all people in Europe countries are native English speakers, so they don’t mind whether the teachers are actually native or not, as long as their appearance look the westerns.

(あなたの言っていることはわかります。しかし、一部の日本人の英語学習者はヨーロッパ人全員が英語のネイティブだとおもっているから、見た目が西洋人なら中身がネイティブかどうかは問題ではないのではないかと私は思います。)」

インド人B:「That’s crazy!(それはひどい!)」

早川:「I agree with you.(そうですね。)」

以降、彼からの連絡が途絶えた。

・ある国の女性と使用言語(会話の中身ではない)が全く噛み合わなかった

某国人C:こんにちは(意訳。メッセージは彼女の国の言葉(以下X語)で送られてきた)」

早川:「Thanks for sending me your message, but I can’t read and speak X. I’d like you to use Japanese, or English.(メッセージを送ってくれありがとう。でも私はX語が読めないし話せません。日本語か英語を使ってもらえますか?)」

某国人C:「私はXXに住んでいて~(意訳。ここから自己紹介が続く)」

早川:「Thanks for introducing yourself, but I can’t read X. I used Google but it didn’t translate correctly. I say again that I’d like you to use Japanese, or English.

(自己紹介をしてくれてありがとう。でも、私はX語が読めません。グーグル翻訳を使いましたが、正しく翻訳されません。もう一度いいますが、日本語か英語を使ってもらえますか?)」

某国人C:「あなたは私の国の何を知りたいですか?(意訳)」

早川:「I asked you many times. Please use Japanese, or English. I can’t read X at all.(お願いだから日本語か英語を使ってください。私はX語が読めません。)」

:以後、彼女から返信が来ることはなくなった。

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